お知らせ

2021.02.21

昨年、福岡市博物館では「PIXERのひみつ展」というイベントが行われていました。キャラクターの制作から映像になるまでを実際に体験できて、大人も子どもも楽しめる内容でした。

PIXERの人気キャラクターである"バズ"などのキャラクターは、 3Dモデリング により作られています。モデリングとは「データを作る」という意味があります。3Dモデリングはプロにしかできないと思われがちですが、実は小学生でも3Dモデリングができます！

小学生でも3Dモデリングができる

テックパークでは Tinkercad（ティンカーキャド）というソフトを使っています。

Tinkercadにはボールやボックスといった基本の形があり、積み木のように重ねていくことで立体的な作品ができます。

例えば、2つの形を上下に重ねることで、家やかまぼこができます。簡単ですね。

家やかまぼこは、上下に重ねる 足し算 のような作り方をしました。
しかし、基本の形にはないものもあります。例えば三日月の形です。では三日月をモデリングするにはどうしたらよいでしょうか？

答えは、引き算 をすることです。
元の形からいらない部分を引くことで、新しい形をモデリングすることができます。

丸から丸を引いてみると…三日月になりましたね！

このように形同士で足し算や引き算をすることによって、どんな形でも作ることができます。小学生にもわかりやすい操作で、テックパークのお子さんにも人気のソフトとなっています。

次はテックパークのお子さんの作品を見てみましょう！

「パンダ」4年生・女の子・CG歴2ヵ月

かわいいですね！大半のパーツが球の形 で出来ています。
このパンダは授業がない日に作っていました。授業外でも制作したくなる くらい楽しいですよ！

「キッチン」　6年生・男の子・CG歴4ヵ月

「部屋」というお題で、自分の家のキッチンを作りました。身の回りにあるものはどの形を使えば作れるのか、観察力が養われますね。

「戦闘機」　5年生・男の子・CG歴2年

2年も習うと細かいところまで意識して作っていますね。
色合いにセンスを感じます！アイデアを形にするのが得意なお子さんで、よくオリジナル作品を見せてくれます。

こうして見るだけでも アイデアを表現する楽しさ が作品から伝わってきます！
お子さん自身が、見て、考えて、形にしていくことが大事だなと思います。

マインクラフトで建築するのが好き、レゴで遊ぶのが好きといった、自分で考えて形をつくることが好き、絵を描くのが好きといったお子さんに向いている印象があります。

もちろん初めて挑戦するお子さんでも3Dモデリングはできるようになります。
初めてのお子さんは伸びしろばかり で、操作に慣れてくると意外な一面が見えてきます。
そういう一面を一緒に見つけていきたいと思っています。

テックパークオンラインではアドバンスコース（小学5-6年生推奨）でCGクラスを開催中！また、2021年4月からはベーシックコース（小学3-4年推奨）でもスタート予定です♪

最後になりますが、TECH PARKではFacebookやInstagram、Twitterでも授業の様子を紹介しているので、ぜひご覧ください。

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