お知らせ
鹿児島で3Dプリンターを活用したプロジェクト デジタルワークキャンプを開催しました
こんにちは。テックパークのさとみです。
8/3〜5の3日間、鹿児島県の錦江町にてデジタルワークキャンプを開催しました。
このイベントは錦江町のインリーダー研修の中で行われ、自ら立候補した子どもたちが集まって開催されています。
▽インリーダー研修とは▽ |
地方でデジタル教育を促進する理由
錦江町は鹿児島県の大隅半島西部に位置し、とても自然豊かな町です。しかしながら人口減少も著しい現状もあります。
インターネットとコンピュータさえあれば、どこでも仕事ができる現代において、デジタル教育はこのような地方でこそ重要だと考えます。錦江町では、GIGAスクール構想により、子どもたちにiPadが配布されています。この機会を活かし、子どもたちがデジタルの力で故郷を盛り上げる活動の、第一歩となればと思っています。
3Dプリンターを使ったプロジェクト学習
このキャンプでは、3日間通して「錦江町を盛り上げる美味しいお土産作り」を企画から設計まで行いました。チームで錦江町についてWeb検索を行い、気候、人口推移、錦江町の特徴について調べます。そのデータを元に出店計画をし、それぞれがお店で取り扱うお土産品を企画、3Dモデリングを行いました。
3DモデリングはiPadとの相性もいいTinkercadを用いています。(TInkercadについてこちらで紹介しています)初日に基本操作を学習した子どもたちは、想像をコンピュータの中で形にしていきます。
完成したモデルは、3Dプリンターで出力しました。マイクロボード・テクノロジーとクラフトハウスの協力により、3Dプリンターを10台設置。自分がモデリングした作品が実際に出力される過程を、目の前で見る事が出来ました。
専門家による3Dプリンターの活用について特別講義も開催し、出力されたモデルのサポート材を取りながら3Dプリンターがどのような仕組みで出力しているかを知る事も出来ました。
成果発表
最終日には集大成を発表します。Googleスライドを用い、プレゼン資料も自ら作成します。たくさんの方が見学する中で、見事に発表出来ました。
最後に教育長から、「錦江町は皆さんがやりたいことを実現するために本気で応援します」という言葉がありました。
錦江町の目指す将来像に、「明日への希望をもってビジネスや地域作りにチャレンジできる町」「なりたいもの、やりたいことがある子どもたちが、夢にチャレンジできる町」があります。本当に素晴らしい町ですね。
私たちテックパークも、子どもたちがやりたいことを応援していきたいと改めて思いました。
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