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お知らせ

九州経済産業局「DX基礎・データ活用講座」にてデータ活用ワークショップを行いました

足元でサクサクと音を鳴らす落ち葉や頬を刺す木枯らしに、冬の訪れを感じるこの季節、11月14日(火)久留米シティプラザにてDX基礎・データ活用講座を開催しました。

このイベントは九州経済産業局、久留米市、一般財団法人九州オープンイノベーションセンターが主催する「DX基礎・データ活用講座」で、今回が2回目となります。(前回のDX入門・AI導入講座はこちら

今回も、私たちは3時間のワークショップを担当し、約30名の参加者が、DXにおける新たな一歩を踏み出しました。

この講座のゴールは、「データの可能性を理解し、自社が取り組むべき課題を見つける」ことです。

参加者はそれぞれ異なる役職に就いており、データを指示する側に立つ人もいれば、指示を受ける側の人もいます。この多様性が、データ活用の理解と実践において豊かな視点を生み出しました。

データの基礎知識

講座の冒頭では、データの基礎知識に焦点を当て、何がデータであり、なぜそれがビジネスにおいて重要なのかについて講義をしました。

そのキーワードは『データは宝かゴミか』。データがただの情報ではなく、宝となるかゴミとなるかは、私たちの『想い・動機』にかかっています。重要なのはデータそのものではなく、それをどのように活かすか、どのような意味を与えるか。データはあくまで道具であり、主役は私たち人間です。データの背後に潜むストーリーを見逃さず、その価値を引き出すことが、真のデータ活用の鍵なのです。

ケーススタディ

ケーススタディでは、グループでコンビニの経営チームになり、立ちはだかる課題をデータを使って解決するというロールプレイングを行いました。

課題は予め設定された6つの課題カード中から選ぶ事ができ、その課題を解決するためのデータカードを選択します。参加者たちは協力し合いながら問題解決のプロセスを体験し、データを活用する力を身につけました。

自社の課題

ケーススタディを通して醸成された思考体験を活かし、最後には各自の所属企業における具体的な課題に向き合いました。先程の経験を通じて得た知見を生かし、自社のデジタル課題に対する道筋を立てるプロセスは、参加者にとって非常に意義深いものとなりました。

まとめ

デジタル経済室長の春口さんは、デジタル化のプロセスにおいて、初めはデジタル化に進むことに一定のハードルを感じることが一般的です。しかし、一度進むと、多岐にわたるデータを取得できるようになり、これをどのように活用すれば次なる戦略や経営判断に有益なのかという問いを多く頂くようになると、おっしゃっていました。

 
この講座を通じて、参加者はDXにおける重要なスキルやアプローチを獲得し、その知識を持って各自の組織に還元していくことでしょう。DXの世界での成長と発展に向けて、新たな可能性が広がりました。

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