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【サマースクール2016レポート5】小学1年生からゲームがつくれるビジュアルプログラミングViscuit
今回は、小学1年生-小学3年生を対象にした「Viscuit(ビスケット)」についてレポートします。
Viscuitは、自分で描いた絵を「ぶひん」として、様々な動きを与えることで、ゲームやアニメーションなどの作品をつくることができるビジュアルプログラミングです。タイピングをせずに使えるため、低学年から取り組むことができるのが大きな特徴です。過去の体験会では、はじめてパソコンをつかう幼稚園児のお子さんでも楽しく作品をつくっていました。
Viscuitのカリキュラムでは、まず基本操作の練習をしてから、企画をまとめるための"ワークシート"を書いてもらいます。どんな作品をつくりたいか、どの「ぶひん」をどう動かすのかを書き出してみます。そして、アイデアがシートにまとまったら、またパソコンをひらき、作品づくりに入ります。
まずはじめにビスケットの基本操作を覚えていきます。
真剣な表情で取り組んでいます。
サンプルを使って、作品をつくりながら操作になれていきます。
次に、ワークシートに「どんな作品をつくりたいか」を書き込んでいきます。
さて、どんな作品にしようかな?
頑張って、アイデアをまとめていきましょう。
「あ、良いこと思いついた!」と、一気に書き出す子もいました。
いったんおやつタイムで休憩です。 頭を使うとお腹がすくもんね。
休憩が終わったら、ワークシートをもとに、作品づくりに入っていこう!
進み具合は順調なようです。
となりの友達にも教えてあげてね。
集中して作品を完成させよう。
完成したシューティングゲームの解説をしてもらいました。 大砲でUFOを撃墜するゲームとのこと。
「おまつり」をテーマにしたアニメーションができたようです。
出店がならび、花火が打ち上がるような作品になっています。
子どもたちは、ツールの使い方を覚えると、自分のなかにある「想像」や「妄想」をカタチにしていきます。考えたことを描いてみる、そして動きを与えてみる、それらを組み合わせて一つの作品にしていく。
テックパークでは、うまくいかなくても、操作をまちがっても、何度でもやりなおしができます。1回目より2回目、2回目より3回目、どんどん良い作品になっていきます。納得いくものができるまで、自分のペースで取り組んでいく。また、友達がつくった作品を見たり遊んだりして、自分の作品に取り込んで改良している子もいました。家でお父さんお母さんに見せるんだとワクワクしていた子もいました。
『考えたことをカタチにすることは、純粋に楽しくて嬉しくて自信につながる』
そう、子どもたちが教えてもらったように思います。